バラエティ番組やYouTubeで活躍し、明るいキャラクターで人気のバービーさん。
地元・北海道栗山町での町おこし活動にも取り組んでいて、注目を集めています。
バービーさんの明るくてパワフルなイメージから、実家のことやご家族について色々な想像をする人もいるようです。
「バービーさんって実家が金持ちだったのかな?」なんて声も。
でも実は、これにはちょっと意外な背景があるんです。
そこで、バービーさんの生まれ育った環境や家族のこと、そして栗山町との深いつながりについて、あたたかいエピソードとともにご紹介していきます。
バービーの実家は金持ち?
バービーさんの実家が金持ちという話は誤解です。
実は、「バービーさん=お金持ち育ち」と思われるようになったのには、ちょっとした勘違いがあったようです。
というのも、コンビ「フォーリンラブ」の相方・ハジメさんの実家が裕福だったというエピソードがあり、それとバービーさんの印象がごっちゃになってしまった人もいるのかもしれません。
さらに、バービーさん自身の華やかな見た目や明るくパワフルなキャラクターが、「なんとなくセレブっぽい」という印象を与えてしまった可能性もありそうです。
でも実際には、バービーさんの実家は北海道・栗山町にある、古い木造住宅。
決してお金持ちとは言えない、質素な暮らしの中で育ったことが、本人の口からも何度も語られています。
生まれ育ったのは、北海道夕張郡の栗山町という寒さの厳しい地域。
古い木造の家で、すきま風が吹き込む中、薪ストーブでなんとか暖を取っていたといいます。
冬の朝は部屋が寒すぎて、布団から出るのがつらかったというエピソードも。
「冬は氷点下10度を下回る日もあって、朝起きるとまつ毛が凍っているくらい寒かったです。そんな寒さのなか、外に出て薪を準備して火をおこすのが母の一日のはじまり。夜の間に1m近く雪が積もるので雪かきも日常的だったし、子どもながらに大変だなと感じていました」
引用 ESSEオンライン
バービーさんには兄と姉がいて、約10畳の子ども部屋をきょうだい全員で使っていたそうです。
テレビで見るバービーさんの華やかな姿からは想像しにくいかもしれませんが、実家はどちらかというと質素な暮らしだったようです。
でも、家族仲はとても良くて、工夫しながら毎日を明るく過ごしていたと話しています。
それにも関わらず、なぜか「バービーさんの実家は金持ち」といった噂が立ってしまったようですね。
下着ブランドやYouTubeの活躍から広まった金持ちという噂
バービーさんは芸人としてだけでなく、実業家やYouTuberとしても大活躍しています。
特に注目されたのが、自らプロデュースした下着ブランド。
大手メーカー「ピーチ・ジョン」とのコラボで、発売後すぐに完売するほどの大ヒットとなりました。
これにより「そんなに売れてるなら、実家もお金持ちなんじゃない?」という誤解が生まれたのです。
さらに、YouTube「バービーちゃんねる」も登録者数は25万人以上と大人気です。
企画も面白く、ファンとの交流も多いため広告収益や案件収入もあるのでしょう。
こうした成功を見た人たちが「やっぱり金持ちなんだ」と思ってしまったのかもしれません。
古民家を複数購入したことが金持ちのイメージに
バービーさんが北海道で古民家を2軒も購入した、という話を聞いた方は「やっぱり芸能人ってお金に余裕あるんだな〜」と感じるかもしれません。
でも実はその価格、1軒目は150万円、2軒目はなんと50万円。
しかも2軒目は老朽化が進んでいて、最終的には取り壊してコンテナハウスを建てることになったそうです。
たしかに「家を2軒持っている」と聞くとすごく聞こえますが、バービーさんの場合は地元・栗山町の町おこしや、家族のために行ったこと。
いわゆる「贅沢な暮らし」とは違います。
こうした事情を知らずに見ると、「裕福な人なのかも」といった印象を持つ人もいるかもしれませんね。
SNSでのライフスタイルがリッチに見えた?
バービーさんのInstagramやYouTubeをのぞいてみると、カラフルでおしゃれな写真や動画がたくさんあります。
キラキラしたドレス姿や、美味しそうな豪華料理が登場することもあって、つい「もともと実家もすごいんじゃ…?」なんて思ってしまうかもしれません。
でも、そういった投稿はほとんどが仕事の一環や撮影用の演出です。
SNSはあくまで一部のシーンであって、実際の暮らしとはギャップがあることも多いですよね。
バービーさん自身は、地元・栗山町での活動や等身大の暮らしを大事にしている人です。
SNSで見かける華やかな印象とは違った、日常に寄り添うような一面もあることがわかります。
「芸能人=お金持ち」と思われるワケ
「テレビに出てる人=お金持ち」って、思いがちですよね。
たしかに、売れっ子芸人の中にはすごい年収の方もいます。
でも、バービーさんはそこまで派手な暮らしをしていないことがわかっています。
芸能界での収入は安定せず、波がある世界です。
地道な活動などを通じてしっかり収入を得ているからこそ、今の生活があるのだと思います。
実家が金持ちではなかったのですが、努力してここまできたというのがバービーさんの本当の魅力ではないでしょうか。
バービーの両親や兄弟はどんな人?
バービーさんは4人きょうだいの末っ子で、にぎやかな家庭で育ったそうです。
ここでは、そんなバービーさんのご両親や兄弟について、わかっているエピソードを交えながら見てみましょう。
父・孝雄さんは郵便局勤務40年の堅実派
バービーさんの父親・笹森孝雄さんは、郵便局に40年間勤めた堅実で真面目な方だと言われています。
退職後は少し元気をなくしていた時期もあったようですが、バービーさんが地元・栗山町で古民家を購入し、DIYを一緒に楽しむようになってから、次第に活気を取り戻していったそうです。
口数は少ないけれど、子ども思いのやさしい性格の方として知られており、バービーさんとの親子関係にもあたたかい絆が感じられます。
母・順子さんは明るくて子ども思いな存在
バービーさんの母親の順子さんは、テレビに登場したこともある明るくて朗らかな方です。
バービーさんが芸人になるって聞いたときは、やっぱり心配していたみたいですが、今ではしっかり応援してくれているそうです。
しかも、バービーさんが地元・栗山町で買った古民家の掃除なんかも、楽しみながら手伝っているんだとか?
そんなエピソードからも、家族みんなで過ごす時間を大事にしている様子が伝わってきますよね。
兄・姉とは年が離れた4人きょうだいの末っ子
バービーさんは、4人きょうだいの末っ子です。
兄と2人の姉がいて、特に姉たちとは年がかなり離れているそうです。
だからこそ、小さい頃から美容家電などが家にあり、自然と美意識が育まれたと話していました。
テレビには出ていないけれど、家族仲はとても良く、今も地元で一緒に活動することもあるとのことです。
家族との関係性と心温まるエピソード
バービーさんが芸人を続けるか悩んでいたとき、父親から「前を向いて行ってください」と手紙をもらい、それをきっかけに踏み出す決心をしたそうです。
このように、家族はいつも見守り、バービーさんを支えてくれていた存在なんですね。
成功の裏には、こうした心温まる絆があることを忘れてはいけませんね。
栗山町の町おこしエピソードなど
バービーさんが地元・北海道栗山町で取り組んでいる町おこし活動も注目を集めています。
芸人として忙しい中でも、地元とのつながりを大切にしている姿勢がとても印象的です。
古民家を買った理由は父への想い
バービーさんが古民家を購入した理由には、お父さんへの深い愛情がありました。
退職後に「生きがいがほしい」とつぶやいたお父さんを見て、昔からDIYが好きだったことを思い出し、住んでいた地元・栗山町に5軒の古民家を購入したのです。
バービーさんが挑む栗山町の町おこし
古民家を買ったのは家族のためだけではありません。
実は、バービーさんには「地元・栗山町をもっと元気にしたい!」という強い思いがありました。
バービーさんが育った町は、過疎化が進む北海道の小さな町。
農業が中心で、観光資源や特産品もあまり知られていません。
そんな栗山町を盛り上げようと、バービーさんは自ら地域に関わり、古民家を活用した活動を始めました。
実際に町おこしのイベントにも参加し、地元の人たちとのつながりを大切にしながら、町の魅力をSNSやメディアを通じて発信しています。
芸人として活動しながら、地域のためにここまで本気で動く芸能人はなかなかいないのではないでしょうか。
バービーさんの姿勢は元気になるし、とても感動しますよね。
「町を盛り上げるのに大きなお金はいらない。大切なのは人とのつながり」
という考え方にも、地元への強い思いが感じられます。
月1の帰省で家族と一緒にDIY
バービーさんは忙しい芸能生活の合間をぬって、毎月1回は栗山町に帰省しているそうです。そして、購入した古民家を少しずつリノベーションしているんです。
驚くのは、それをプロの業者に丸投げするのではなく、父親や兄弟たちと一緒にDIYで作業しているということ。
たとえば、壁を塗ったり、床板を張り替えたり、家具を組み立てたり…。
その様子はYouTubeでも一部紹介されていて、ほのぼのとした雰囲気がとても素敵です。
家族で作業する時間が、昔以上に絆を深める大切な時間になっているとのこと。
リフォーム作業を通して、会話が増えたり、笑い合える時間が増えたというエピソードも。バービーさんにとって、古民家はただの家ではなく「家族の絆を再確認できる場所」になっているんですね。
栗山町ってどんな場所?
栗山町は、北海道のほぼ真ん中にある自然豊かな町。
のんびりとした雰囲気と、夏に楽しめる甘くてジューシーな夕張メロンが有名ですよね。
まだ観光地としての知名度はないかもしれませんが、地元産の野菜がたくさんあって、澄んだ空気やあたたかい人たちが魅力的な町です。
近年は栗山公園や農業体験施設、ワイナリーなども整備が進み、少しずつ注目され始めています。
そんな中、バービーさんの町おこし活動がきっかけで、
「この町ってどこ?」「行ってみたいかも」と思う人も増えてきているそうです。
地元を大切に思いながら発信している姿は、見ていてほっこりしますよね。
芸人だけじゃない、地元を大切にする姿
芸人としてテレビで活躍するバービーさんですが、実は「地元にしっかり貢献しているタレントさん」としても注目されているんです。
地元・北海道の栗山町をとても大切にしていて、「育ててもらった町や家族に、ちゃんと恩返ししたい」っていう気持ちが行動にあらわれている感じもします。
お笑いだけじゃなく、下着ブランドのプロデュースやYouTube、町おこしまで、いろんなことにチャレンジしていて、「自分の力で人生を切り開いてる人なんだな」と思います。
バービーさんの実家が特別お金持ちだったわけではなくて、努力して今の場所までたどりついたのも、本当にすごいですよね。
バービーさんのこれからの活躍もますます楽しみです!
まとめ
「バービーさんの実家は金持ち?」という声もありますが、これは実際とはちょっと違うようです。
バービーさん本人もたびたび話しているように、古い木造の家で、家族みんなで支え合いながら暮らしていたそうです。
とはいえ、家族仲はとても良く、笑いの絶えないあたたかい家庭だったとのこと。
そんな環境で育ったことが、バービーさんの明るさや芯の強さにつながっているのかもしれません。
そして今では、芸人として活躍するだけでなく、地元・栗山町の町おこしにも本気で取り組むバービーさん。
華やかな見た目とは裏腹に、地元や家族への感謝を行動で表す姿勢が、とても印象的です。
お金では測れない豊かさを持っているところが、バービーさんの一番の魅力なのかもしれませんね。