大阪万博がいよいよスタートしましたね。
世界各国のパビリオンや未来の技術が集まるということで、楽しみにしていた人も多いと思います。
ただ、初日は想像以上の混雑や行列で大変だったり、通信トラブルが起きてスムーズに入場できなかったりと、なかなかスッキリしないスタートだったようです。
その影響もあってか、「大阪万博 なぜ人気ないの?」「正直ちょっと行きたくないかも…」という声がいろんなところで話題になっています。
実際、ネットで調べてみると、大阪万博に対して不安や疑問を感じている人がけっこういるみたいです。
そこで、「大阪万博 なぜ人気ない?」「行きたくない理由って何?」という素朴な疑問について、SNSやアンケートの情報をもとにまとめてみました。
これから行こうか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
大阪万博はなぜ人気ない?
2025年4月に開幕した大阪・関西万博。
世界中のパビリオンが集まり、最先端のテクノロジーや未来の社会の在り方を体験できる貴重なイベントです。
しかし、SNSやネットでは「正直、行く気がしない」「盛り上がってるように見えない」といった声が多く見られます。
実際にSNSでは「最低の万博」がトレンド入りし、「通信障害で5時間並んだ」「トイレが足りない」「行列がえぐい」などの投稿がたくさんみられました。
また、「なぜあんなに人気がないの?」「チケット全然売れてないよね?」といった質問もあります。
もちろん、楽しみにしている人もいる一方で、「まだ様子見」「今のままだと行く気がしない」という空気感が広がっている雰囲気も見られますね。
では、なぜ「行きたくない」と感じる人が増えているのでしょうか?
その理由をSNSの本音をもとに5つにまとめてご紹介します。
大阪万博が「行きたくない」と言われるリアルな理由5選
大阪万博に行きたくないと言われる理由を5つ挙げてみました。
1. テーマがわかりづらく、期待が湧きにくい
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
言葉としては壮大でカッコいいけれど、正直「で、何が見れるの?」とピンとこない人が多いのも事実です。
SNSでも
「抽象的すぎて楽しみ方がわからない」
「愛・地球博みたいにもっとワクワク感がほしい」
といった声がちらほらあります。
せっかく未来をテーマにしているのに、今の楽しさが伝わってこないと、やっぱり「行ってみようかな」とは思いにくいですよね。
2. 夢洲のアクセスと現地の混雑が不安すぎる
会場となる「夢洲(ゆめしま)」は、大阪湾にある人工島です。
地下鉄の延伸は間に合いましたが、利用者からは
「駅が大混雑」
「シャトルバスで長蛇の列」
といった声が多くみられます。
雨風が強い日は、
「雨宿りする場所もなくて地獄だった」
「夢洲から出るだけで1時間半かかった」
などの体験談も。
SNSでは「アクセスだけで疲れそう」「これじゃ帰省と変わらん」といった声も多く見られました。
3. チケットが高く、何ができるのか分からない
前売りチケットは大人1人あたり約6,000円。
家族で行けば2万円以上になるケースも珍しくありません。
しかし現時点で「何が楽しめるのか」がはっきり伝わっておらず、「中身が分からないのに高すぎる」といった反応もあります。
SNSでも「配られても余ってる」「行く価値が見えない」といった声があり、価格と体験のバランスに疑問を持つ人が増えているようです。
4. 若い世代には万博という響きが刺さらない
Z世代にとって、「万博って何をするイベントなの?」って感じで、あまりピンとこない人も多いみたいです。
フェスとかライブの方が身近で、そっちのほうが楽しそうって思っちゃう気持ち、なんとなくわかりますよね。
実際にXを見てみても、「家族に誘われたけどちょっと乗り気じゃないかも」とか、「ミャクミャクはかわいいけど、それ以外はあまり興味がないかも…」という声がいくつか見つかりました。
まだ若い世代に向けたプロモーションや楽しみ方の伝え方が、うまく届いていない印象もあるので、これからに期待したいところです。
5. SNSでの話題が「ネガティブ寄り」
開幕直後に「最低の万博」というワードがXでトレンド入りしたこともあり、万博に関する話題が問題報道やトラブルに偏っているのも大きな要因です。
たとえば
「通信障害で入れなかった」
「飲食店が8時間待ち」
「トイレがパンク」
といった投稿は瞬く間に拡散され、行く前から不安になってしまう人が続出しました。
これからどんな体験ができるのか、どう楽しめるのかというポジティブな話題がもっと広がれば、印象は変わってくるかもしれませんね。
子育て世帯のリアルな声
実際に、子育て世帯は大阪万博のことをどう思っているのでしょうか?
大阪万博に行きたくない?子育て世帯のリアルな意識調査(全国)
大阪万博について「行ってみたい!」という声がある一方で、実は子育て中の家庭からはちょっと冷静な意見も出てきているようです。
「子どもを連れて行くにはどうなんだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、子育て世帯を対象にした全国調査のデータをまとめました。
回答内容 | 割合 |
---|---|
行く予定がある | 13.3% |
行くつもりで検討中 | 12.2% |
決めていない | 15.4% |
行く予定はない | 59.1% |
半数以上が「行きたくない」と答えた理由としては大きく分けて3つです。
- チケット代などの費用が高い
- 会場が遠くてアクセスしづらい
- イベント内容にあまり興味が持てない
地域別の意識差も
また、地域によって温度差が大きいのも特徴です。
地域 | 「行く予定あり」と答えた割合 |
---|---|
関西 | 53.7% |
関東 | 16.5% |
関西では「近いし一度は行ってみたい」というポジティブな声が多い一方で、関東では「わざわざ行くほどでも…」という反応が多いようです。
- 全国の子育て世帯の約6割が「行かない」と回答
- 特に関東圏は興味関心が低め
- 「高い」「遠い」「ピンとこない」が行かない主な理由
- 関西ではやや前向きな声もあり、地域差がくっきり
まとめ
大阪万博が人気がない、行きたくないと言われる理由には、テーマのわかりにくさ、アクセスの不便さ、チケットの価格、そしてSNSでのネガティブな話題など、いくつもの要素があることがわかりました。
でも、大阪万博はまだ始まったばかりです。
これから新しい体験や目玉イベント、もっと魅力的なプロモーションが展開されていく中で、「あ、行ってみたいかも」と思える瞬間が来る可能性は十分にあります。
今のリアルな声を知ったうえで、「もうちょっと様子を見てからでもいいかもね」くらいのスタンスで向き合ってみるのも、アリなのかもしれません。