女優の檀れいさんといえば、きれいで上品な雰囲気がとても印象的ですよね。
元宝塚のトップ娘役として人気を集め、今もテレビや映画で活躍を続けています。
そんな檀れいさんの「実家は金持ちだったの?」という話を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
調べてみると檀れいさんの実家は、決してお金持ちというわけではなかったようです。
むしろ、小さい頃からいろいろと苦労しながらも、母親や妹さんたちと力を合わせて頑張ってきたことがわかりました。
そこで、檀れいさんの実家がどんな家庭だったのか、そして金持ちだと思われた理由や、宝塚に進学したきっかけなどについて、わかりやすく紹介していきます。
檀れいの実家は金持ち?
女優・檀れいさんの上品な雰囲気や立ち居ふるまいを見ると、「きっと実家は金持ちなんだろうな」と思ってしまいますよね。
でも実は、檀れいさんの実家は決してお金持ちというわけではなかったようです。
ここでは、檀れいさんの実家の場所や暮らしぶり、そして宝塚音楽学校に通うまでのエピソードをもとに、「本当にお金持ちだったのか?」をくわしく見ていきましょう。
檀れいさんのふるさとは兵庫県新温泉町の静かな町
檀れいさんが生まれ育ったのは、兵庫県の新温泉町という、自然がいっぱいの田舎町。
冬は雪が多く、夏は海風が気持ちいい場所のようです。
そんな静かな町で、檀れいさんは普通の公立中学・高校に通いながら、のびのびと育ったそうです。
都会のような豪華な暮らしではなく、自然に囲まれた家庭で育ったことがわかりますね。
実家は「金持ち」ではなかったけれど・・・
実際のところ、檀れいさんの実家は金持ちというより、ごく一般的な家庭でした。
さらに、母親が投資で失敗してしまったり、再婚相手が多額の借金を抱えていたこともあったそうで、生活にはいろいろな苦労があった話があります。
宝塚音楽学校の学費を支えた実家の努力
檀れいさんが通っていた宝塚音楽学校は、学費だけでなく制服代、寄宿舎費なども含めると、2年間で200万円以上の費用がかかるといわれています。
そんな大きな出費を工面できたという点だけ見ると、「実家は金持ちだったのでは?」と思われるのかもしれませんね。
バレエや声楽のレッスン費用も
檀れいさんは、宝塚受験のために鳥取県まで通ってバレエのレッスンを受けたり、
声楽の個人レッスンも受けていたそうです。
こうした費用も、決して安くはないですよね。
実家は金持ちではなかったかもしれませんが、娘の夢を応援したいという気持ちから、
母親が節約して費用を捻出していたのではないでしょうか。
「気持ちのゆとり」があった家庭
檀れいさんの実家は、見た目には金持ちではなかったかもしれません。
でも、子どもの夢を応援できる「気持ちのゆとり」がある家庭だったことが伝わってきます。
お金の豊かさではなく、心の豊かさで娘を育てた檀れいさんの母親。本当に素敵なお母さんですね。
檀れいが宝塚に進んだ理由
檀れいさんといえば、元宝塚歌劇団のトップ娘役として知られています。
月組や星組で活躍した姿は、今も多くの人の記憶に残っていますよね。
でも、どうして檀れいさんは宝塚に進んだのでしょうか?
そのきっかけには、実家での出来事や、家族とのエピソードが関係していたようです。
スカウトから始まった芸能への憧れ
高校時代、地元でスカウトされたことがきっかけで、檀れいさんの心に「芸能の世界っていいな」という気持ちが芽生えたそうです。
当時からすでに美人で、学校でも目立つ存在だったのかもしれませんね。
そこから檀れいさんは、自分で「宝塚音楽学校を受験しよう」と決めたそうです。
実家のある田舎町から見れば、宝塚はとても遠くて大きな世界。
でも、それでも挑戦したいという気持ちが強かったのかもしれません。
家族の間でも意見が分かれた
檀れいさんが「宝塚を受けたい」と家族に伝えたのは、高校卒業の少し前のことでした。
母親は「やってみたら?」と応援してくれたのですが、父親や祖父母は大反対!
「女の子がそんな世界に行くなんて…」と、かなり強い言葉で止められたそうです。
今と違って、当時は田舎の家庭で「芸能界に進む」というのは、なかなか理解されにくかったんですね。
ゼロから始めたバレエと声楽
それでも、檀れいさんは夢をあきらめませんでした。
合格するためにはバレエと声楽のレッスンが必要と知り、なんと未経験の状態から練習を始めたのです。
バレエはゼロから、声楽も初めて。
でも、檀れいさんは真剣にがんばり、見事に宝塚音楽学校に合格!
その努力の影には、きっと実家での支えや、お母さんの応援があったのでしょう。
お母さんの送り迎えとサポート
鳥取県の教室まで通っていたバレエや声楽のレッスンの場所も遠いところにあり、
移動時間も長く、簡単なことではありませんでした。
そんなときに支えになったのが、檀れいさんの母親。
自家用車で何時間もかけて送り迎えしていたそうです。
お金だけでなく、時間も体力も必要なサポート。
そんなふうにずっと応援してくれた母親の姿は、「そっと支えてくれていた人」って感じがしますね。
覚悟をもって宝塚の道へ
檀れいさんは、「どうしても夢を叶えたい」という思いと、「母のためにもがんばりたい」という気持ちを胸に、宝塚の道を選びました。
入学後も、毎日のレッスンや規律ある生活はとても大変だったそうですが、檀れいさんは一歩ずつ夢をつかみ、トップ娘役へと成長していきました。
檀れいの母親の再婚・仕送り生活の真相
檀れいさんの実家や家族については、あまり多く語られていませんが、調べてみるとお金持ちどころか、かなり大変な時期もあったことがわかりました。
ここでは、檀れいさんの母親の再婚と、実家の仕送り生活について見ていきましょう。
投資の失敗と家庭の変化
檀れいさんが宝塚音楽学校に通っていたころ、母親はある知人から投資話をすすめられたそうです。
ところがこの投資がうまくいかず、大きな損失を出してしまいます。
この出来事がきっかけで、父親が激怒して離婚してしまったそうです。
このころから、檀れいさんの実家は、お金のことも気持ちの面でも、大きく変わっていったみたいです。
再婚相手にも借金が
その後、母親は投資話を持ちかけてきた男性と再婚しました。
ところが、この再婚相手にも多額の借金があり、生活はさらに苦しくなってしまったそうです。
檀れいさんの実家は、金持ちというより、いろいろな事情をかかえていた家庭だったのかもしれませんね。
京都での再出発
再婚後、お母さんと妹たちは京都へ引っ越して新しい生活を始めました。
でも、新しい土地での生活もすぐにうまくいったわけではなく、金銭的にはずっと苦しい状態が続いていたようです。
そんな中でも、お母さんは娘たちの生活を守ろうと、必死だったのかもしれません。
檀れいが実家を支える生活
檀れいさんは、宝塚を卒業し女優として活動するようになってから、実家に多くの仕送りをしていたそうです。
生活費を援助するだけでなく、借金の返済なども手伝っていたと言われており、自分の収入の多くを家族のために使っていたというエピソードもあります。
檀れいさんの実家が金持ち、と思われがちですが、実際はそんなに派手な暮らしではなく、家族で支え合ってきたあたたかい家庭だったのかもしれません。
今は母親と東京で同居中?
その後、再婚相手が亡くなったことで、檀れいさんは母親と一緒に東京で暮らしているようです。
母親は高齢で、介護が必要な状態だという話もあります。
檀れいさんは、仕事を調整しながら、できるだけそばで看病しているそうです。
華やかな女優の姿の裏に、こうした家族思いでやさしい一面があるなんて、本当に素敵ですね。
まとめ
檀れいさんの実家は金持ちというほど裕福ではなかったようです。
生まれ育ったのは兵庫県の自然豊かな田舎町。
檀れいさんの母親が一人で家計を支えながら、檀れいさんの夢を応援し、バレエや声楽のレッスンも何とか支えてきたというエピソードからは、実家の経済状況よりも、家族のあたたかさや努力の大きさが伝わってきますよね。
投資の失敗や再婚相手の借金など、いろんな困難があった中でも、檀れいさんは宝塚に合格し、家族を支えながら女優として活躍しています。
「実家が金持ち」というイメージとは違って、苦労を乗り越えてきた強さと、家族への深い愛情が、今の檀れいさんの美しさや品のある雰囲気を作っているのかもしれません。
女優として大活躍している檀れいさん。
きっと、その内側からあふれる魅力で、もっともっと多くの人を惹きつけていくんじゃないでしょうか。